石鹸を誤飲してしまった場合
最近はスイーツのようなデザインの石鹸や、美味しそうな香りのする石鹸も多く、大人が間違えて口に運んでしまうことはあまりないかもしれませんが、小さい子供やお年寄り、室内で飼っているペットなどが間違えて口の中に入れてしまったり、飲み込んでしまうといったトラブルも起こり兼ねません。
もしも、石鹸を飲み込んでしまった場合は、牛乳やお水を飲みましょう。
石鹸を飲み込んでしまうことにより荒れやすくなってしまう胃に応急処置として、胃の粘膜を保護する作用のある牛乳やお水がお勧めです。
たとえ、無添加の石鹸であっても飲み込んでも安心というわけではありません。
自然に吐き気が起こってしまう分には止める必要はありませんが、無理矢理吐いて石鹸を出そうとすることは辞めておきましょう。
飲み込んでしまった石鹸が気管に入ってしまうと、他の病気にも繋がってしまう可能性が高くなるので、何かしたくなる気持ちを堪えて、ひとまずは何もせず異常が起きない限りは、1時間ほど様子をみることをお勧めします。
生死に関わるほどのことではないようですが、気分が悪くなってしまったり、喉が腫れてしまったり、吐き気や下痢といった症状が出てしまうようなことがある場合は、石鹸による中毒を引き起こしている可能性が高いので、すぐに病院で診てもらいましょう。
こういったトラブルが起こらないようにする為にも、食品の近くで石鹸を保管して置かないようにしなければなりません。
好奇心旺盛な小さい子供やお年寄りには、飲食物ではないということを分かりやすく書いておくと謝って飲み込む危険も少なくなるでしょう。